陶芸始めて30年以上。
猫を作り始めて17年…かな。
鳴かず飛ばずだけど、何とかやってきた。
信楽で器を作っていた時の流れで、陶器屋さんへの卸売りを中心に仕事を作ってきたけど、
猫を作り始めてからは、百貨店催事やハンドメイドイベントなどが増え、ずっと県外へと仕事を求めてきた。
しかし近年、両親が老いてきて段々家を離れにくい気持ちになってきたので、ちょっと仕事の形態を変えなきゃいけないなと感じるようになった。
今年はたまたま、地元廿日市市の文化ホールのギャラリースペースに展示会する機会をいただき、
夏には広島市内での新しい猫展のプロデュースを任され、色んな角度から地元との繋がりを意識してゆく方向に物事が進み始めている。
そこへもってきて、インスタのアカウントが乗っ取られ、思うように情報発信ができなくなり、酷く孤立した気持ちを味わうことに。
あぁ、今まで地元の人達との関係を、ちゃんと作ってきてないなと、思い知らされた。
僻地の工房にたまに足を運んでくださる方もあるけど、催事から帰った梱包をそのまま積んだ物置きみたいにしてたので、ちゃんと作品を観て頂けてない。
今日はそんなことを反省しながら、ギャラリーを大掃除と模様替え。
観て欲しいもの、伝えたいことがいっぱいあったのに気づいた。